結論から言えば、パーム=シベリアは生物学的に命を落としたわけではない。しかし、純粋な「人間」としての彼女は、王直属護衛軍の手によって一度明確に絶たれている。NGL(ネオ・グリーン・ライフ)潜入任務の最中、彼女は王宮内部で捕縛され、ネフェルピトーとシャウアプフによる人体実験の実験台となった。
繭(まゆ)の中で念能力とキメラ=アントの因子を融合された彼女は、兵隊直属護衛軍の実験体として再構築される。元の記憶を消去され、王への絶対的忠誠を植え付けられたその姿は、実質的な「死と再誕」に他ならなかった。人間パームの絶望的な最期と、人外の兵器として新生した衝撃の結末は、当時のファンに激しいショックを与えたのである。