麻央さんが自身の言葉で病状を明かした際、多くの人が息を呑んだのが乳がんのステージに関する告白でした。彼女の病状は、骨や肺などへの遠隔転移を伴うステージ4であることが後に明かされました。
全身へのアプローチとして行われた抗がん剤治療は、一定の効果を示しながらも、進行したがんとの闘いは一筋縄ではいきませんでした。病変の縮小や痛みの緩和を目的として、放射線治療も並行して実施され、局所コントロールとQOL(生活の質)の維持に向けた集学的な医療体制が敷かれました。
治療経過の中で麻央さんは、激しい痛みや体調のアップダウンに見舞われながらも、主治医や看護師と強い信頼関係を築き、その時々で可能な限りの処置を前向きに受け入れていきました。