結論から言えば、彼女が刑法上の詐欺罪で逮捕されたり、有罪判決を受けたりした事実はない。しかし、彼女の手法が法的・道義的なグレーゾーンを極限まで攻めたものであったことは紛れもない事実だ。一回の鑑定料が数百万円に及ぶこともざらであり、相談者の弱みに付け込む手法には当時から強い批判が付きまとった。
最も激しい物議を醸したのが、霊感商法まがいと評された高額な墓石や数珠の販売である。祖先の供養を口実に数十万円から数千万円の墓石購入を迫り、購入を拒む者には不幸が訪れると脅すような手法は、複数の裁判トラブルや被害の訴えへと発展した。最終的に刑務所に収監されることはなかったものの、法的な隙間を突いた巨大な集金システムを構築していたことが、「詐欺師」という強い悪名が定着した根源にある。