1999年、下町情緒が色濃く残る東京都台東区谷中に誕生したやなか珈琲店 谷中本店。創業以来、変わらないこだわりが「生豆からの注文焙煎」です。一般的な量販店やカフェで販売されている焙煎豆は、焙煎後数日から数週間が経過しているケースも少なくありません。珈琲豆は焙煎した瞬間から酸化が進み、徐々に本来の風味やアロマが失われていきます。
やなか珈琲では、世界中から厳選したスペシャルティコーヒー 焙煎挽き売りを徹底しています。店頭に並ぶのはすべて薄緑色の生豆(なままめ)。客が銘柄を選んで注文すると、小型の熱風式焙煎機へ投入され、その場で一気に焼き上げられます。店内に響く「パチパチ」というハゼの音と、店いっぱいに広がる香ばしい煙は、まさにライブ感そのものです。一度この鮮度とアロマの豊かさを体験すると、従来の作り置き豆には戻れなくなる愛好家が多いのもうなずけます。