家族社会学および臨床心理学の観点から見ると、離婚という事象そのものは人格の優劣を決めるものではありません。しかし、その離婚をどう捉えているかによって、再婚後の幸福度は正反対に分かれます。
健全なパートナーシップを築く上で最も重要なのは、心理的バウンダリー(自他の境界線)の確立と、「離婚原因の客観的な自己認識」です。前回の破綻をすべて「元配偶者の性格が悪かった」「相手の親が毒親だった」と他責に終始している人物は、自己の課題に向き合えておらず、再婚しても同じ力学で破綻を繰り返す(バツニ・バツサンに陥る)リスクが極めて高いと言えます。
【プロの結論】バツイチ再婚をおすすめできる人・慎重になるべき人の判断基準
▼ パートナーとしておすすめできるバツイチの特徴:
- 前回の離婚に至った「自分の非や未熟さ」を言葉で論理的に説明できる
- 養育費、借金、前配偶者との面会交流の状況を交際初期にオープンに開示する
- 元配偶者への憎悪や未練などの感情的執着を手放し、精神的に完全に自立している
▼ 一度立ち止まり、慎重になるべきバツイチの特徴:
- 離婚の理由を100%元パートナーの責任にしており、激しい被害者意識を持っている
- 金銭面(養育費の未払い、残債)の質問をすると不機嫌になったり話を濁したりする
- 子どもの気持ちを無視して、大人の都合だけで再婚を急ごうとする