Web上のコミュニティやSNSでは、仮面ライダージョーカーに関してしばしば誤認されているポイントがいくつか見受けられます。正確な設定を知ることで、作品理解がより深まります。
第一の誤解は、「MOVIE大戦2010に登場したジョーカージョーカーと同じ存在である」という混同です。『仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイド MOVIE大戦2010』に登場したのは、ディケイドのファイナルフォームライドによってWが分裂した「仮面ライダーW ジョーカージョーカー」であり、身体の中央に銀色の分割線(マフラー基部)が存在します。対して「仮面ライダージョーカー」はロストドライバーによる完全な単独変身であり、中央の分割線が紫のラインへと変化している明確な別個体です。
第二の誤解は、「映画版のT2ジョーカーとテレビ最終回の通常ジョーカーは同じ性能である」という思い込みです。T2ガイアメモリはナノマシン技術で改良された新型であり、メモリ単体での出力安定性が向上しています。一方、テレビ本編最終回で使用されたのは旧来の通常ジョーカーメモリです。翔太郎は出力面でやや劣る通常メモリを用いながら、純粋な精神力と格闘技術でT2時代と遜色ない戦闘力を発揮しました。