キャップ選びにおいて最もありがちな失敗が、「メジャーで頭を水平に一周測っただけの数値をそのまま注文してしまうこと」です。
正しいニューエラ頭囲測り方の手順は以下の通りです:
- 基準位置の設定:額の中央(眉毛の約1cm上)をスタート地点にします。
- 後頭部の通過点:耳の付け根の約1cm上を通り、後頭部の一番突き出ている骨(後頭結節)のやや下を通るラインにメジャーを合わせます。
- ゆとりの付加:メジャーを締め付けすぎず、指1本が入る程度のテンションで計測します。
ここで極めて重要なのが、欧米人と日本人の骨格構造の違いです。欧米人の頭部が前後に長い「長頭型」であるのに対し、日本人の約7割以上は頭部側頭部が横に張り出した「短頭型(いわゆるハチ張り)」です。
ニューエラの木型(クラウンの金型)はベースボール発祥の米国基準で作られているため、実寸ちょうどのニューエラ59FIFTYサイズを選ぶと、前後は余っているのに側頭部だけが強く圧迫され、着用から30分程度で激しい頭痛を引き起こすリスクがあります。したがって、「実測値+0.5cm〜1.0cm」を目安にサイズ選定を行うのが鉄則です。