現場を訪れた利用者の生の声を集約すると、立体駐車場の駐車フロアによって帰宅時間に残酷な格差が生じている実態が浮き彫りになります。
「ライブ終演後、早歩きで4階の車に戻ったが、そこから1ミリも動かない時間が45分続いた。出口に近い1階や平面駐車場の車が優先的に流れるため、上層階は完全に後回しになる」(音楽フェス参加者)
「敷地内の精算機で事前精算を済ませていたにもかかわらず、ゲートに辿り着く前にタイムオーバーになりそうだった。周囲のドライバーも疲労困憊で、合流時の割り込みトラブル寸前のピリピリした空気が漂っていた」(展示会出展者)
インターネット上の掲示板やSNSでは「アンコールの途中で抜け出せば渋滞に巻き込まれない」というアドバイスが散見されます。しかし、貴重なステージを最後まで鑑賞したいファンにとって、途中退場は本末転倒の妥協策に過ぎません。最初から「敷地内駐車場に入れない」という逆転の発想を持てるかどうかが、満足度を分ける分水嶺となっています。