100円ショップ各社が展開するバーナー関連商品は、企業戦略や価格帯のポリシーによってラインナップが明確に分かれています。「100均でバーナーが買える」という情報の裏には、店舗ごとの取り扱いカテゴリの違いが存在します。
業界の販売現場および公式製品カタログを精査すると、ダイソーは多価格帯展開の強みを活かし、550円(税込)前後の「ガストーチ」を主力商品として定着させています。カセットボンベ(CB缶)に直接装着するトリガー点火式のモデルをはじめ、近年では火力調節機能や空気調整ダイヤルを備えた上位モデルも登場し、アウトドアコーナーの売れ筋を維持しています。
一方、全品110円(税込)の価格維持にこだわるセリアでは、CB缶に直結するようなガスバーナー本体の販売は行われていません。その代わり、ソロキャンプ需要を満たす「アルコールバーナー」や固形燃料用の「ポケットストーブ」、風防(ウインドスクリーン)などの周辺アクセサリーにおいて圧倒的なバリエーションを誇ります。キャンドゥはダイソー同様に高価格帯のトーチバーナーをスポットおよび定番で導入しており、店舗規模に応じて店頭在庫が変動する傾向が見られます。