年末の阪急百貨店で最も過酷な動線管理が求められるのが、12月31日の地下食品フロアです。阪急うめだデパ地下混雑状況は、午前10時を過ぎた段階で入場規制のボーダーラインに達し、エスカレーター前で警備スタッフによる段階的な停止誘導が行われます。
混雑の要因は2つあります。1つは、年越し蕎麦用のかき揚げや海老天、高級刺身や肉類を買い求める一般客の殺到。もう1つが、事前予約された阪急百貨店おせち受取の特設カウンターへと向かう導線の交差です。
おせちの店頭引き換えは、一般食品売場とは切り離され、例年9階の阪急うめだギャラリーや阪急うめだホールなどの大型催場に特設会場が設置されます。しかし、受取を終えた来場者がそのままデパ地下へ流れるケースが相次ぎ、正午前後にはエレベーターホールがすし詰め状態となります。大晦日に生鮮食品を調達したい場合は、開店直後の9時30分から10時30分の枠に照準を絞るか、閉店間際の16時半以降に割り切るシフト設計が求められます。