焼酎と日本酒は何が違う?製法・糖質・二日酔いの差を専門記者が徹底解剖

焼酎と日本酒は何が違う?製法・糖質・二日酔いの差を専門記者が徹底解剖

焼酎と日本酒は何が違う?製法・糖質・二日酔いの差を専門記者が徹底解剖の具体的な内容に迫る! 専門的な視点でご紹介しています。

「焼酎は翌朝スッキリ起きられるのに、日本酒を飲むと頭が痛くなりやすい」という話をよく耳にします。これには生化学的な明確な根拠が存在します。

二日酔いや悪酔いの主な原因の一つは、お酒に含まれる「コンジナー(同族元素・微量不純物)」の量です。日本酒などの醸造酒には、複雑な風味を形作るアミノ酸や有機酸、フーゼル油といった副生成物が多く含まれており、これらを肝臓で分解する際に多大な負荷がかかります。

対照的に、蒸留という精製工程を経た焼酎はコンジナーの含有量が極めて少なく、肝臓でのアセトアルデヒド分解が比較的スムーズに進みます。これが「焼酎は二日酔いしにくい」とされる科学的な理由です。

ただし、アルコール度数そのものは日本酒が15度前後であるのに対し、焼酎は20度〜25度(原酒は30度以上も)と格段に高くなっています。焼酎であっても総アルコール摂取量が多ければ当然ながら激しい二日酔いを招くため、同量以上の「和らぎ水(チェイサー)」を挟みながら飲むことが鉄則です。

阿部 裕樹
著者

阿部 裕樹

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。