支柱をしっかり組んでも、茎の固定方法を誤ると成長を阻害してしまいます。ここで必須となるテクニックが麻ひもを使った「八の字結び」です。
まず、支柱の頂点を結ぶ際は、麻ひもを支柱同士の間に8の字を描くようにしっかりと割り込ませて巻き、最後に男結び(または固結び)で強固に締め上げます。滑りやすいプラスチックタイよりも、摩擦力の高い麻ひもを使うことで、長期間の雨風でも緩みが生じません。
一方、植物の茎を支柱に留める「誘引」では、全く逆の配慮が求められます。支柱側にひもをきつく結んだ後、茎側には指1〜2本分のゆとりを持たせてクロスさせ、ふんわりと八の字を描くように結びます。ミニトマトの茎は生長とともに太くなるため、隙間なく縛り付けると茎にひもが食い込み、水や養分の通り道を塞いでしまいます。「支柱には固く、茎には優しく」が家庭菜園で失敗しない鉄則です。