受験関係者や保護者の間で最も注目されるのが、内部進学の実態と他大学への進学実績のバランスです。文教大学といえば「教育学部の名門」として広く知られていますが、実は文教大学付属高校の卒業生のうち、系列の文教大学へ進学する割合は全体の約15%〜25%程度にとどまります。残る約75%〜85%の生徒は他大学へ進学しているのが紛れもない事実です。
この高い他大学進学比率を支えているのが、付属校ならではの特権である「内部推薦資格を保持したまま他大学を受験できる併願制度(併願保留制度)」です。一定の評定基準や生活態度を満たしていれば、文教大学(教育学部・人間科学部・文学部・情報学部・国際学部・健康栄養学部など)への進学枠をセーフティネットとして確保した状態で、国公立大学や早慶上理、GMARCH(学習院・明治・青山学院・立教・中央・法政)、日東駒専などの一般選抜・総合型選抜に果敢にチャレンジできます。
近年の合格実績データを見ても、国公立大学への合格者をコンスタントに出しつつ、明治大・法政大・中央大・日本大・東洋大・芝浦工業大・北里大など、文系・理系・医療系を問わず幅広い私立大学への合格実績を大幅に伸ばしています。教育学・教員志望の生徒は文教大学教育学部への盤石な推薦ルートを活用し、他のキャリアを描く生徒は校内の放課後講習や個別指導を活用して一般受験に挑むという、生徒一人ひとりの適性に寄り添ったキャリア教育が機能しています。