子連れファミリーが訪れる最大の動機となっているのが、木々の間を縫うように配置された自然冒険広場の遊具群だ。三重県民の森のアスレチックは、人工的な遊園地のアトラクションとは一線を画し、スギやヒノキといった天然木をふんだんに活用したタフな造りが特徴である。
ターザンロープ、巨大なネット登り、丸太の一本橋、傾斜を利用したクライミングなど、全身の筋肉とバランス感覚をフル稼働させるポイントが点在。未就学児が安全に遊べる低めの複合遊具から、小学校高学年でも思わず足がすくむような高所アスレチックまで難易度グラデーションが綿密に計算されており、年の離れた兄弟姉妹でも同時に満足できる懐の深さを誇る。
一方、体力や目的に応じて選べる三重県民の森の散策コース所要時間は、事前に把握しておくべき最重要データだ。広大な敷地内には複数の周回ルートが整備されている。
- ふれあいの森・お散歩コース(所要時間:約20〜30分):平坦な木道や舗装路が中心。ベビーカーを押しながらの散策や、小さな子どもが草花を観察しながら歩くのに最適な入門ルート。
- つどいの森・水辺探索コース(所要時間:約40〜50分):小川のせせらぎや野鳥の鳴き声を間近に感じる森林浴ルート。適度な起伏があり、木漏れ日の中を心地よくリフレッシュできる。
- 展望台・冒険トレッキングコース(所要時間:約60〜70分):標高差のある山道を登り、頂上の展望スポットを目指す本格派。晴れた日には遠く伊勢湾や四日市のコンビナート群まで一望できる絶景が広がる。
さらに園内中核に位置する三重県民の森の森林展示館は、天候急変時の避難所や休憩スポットとしても機能する。館内には木工クラフト体験スペース、森の生態系を学べる剥製やパネル展示、清潔な授乳室やオムツ替えシートが完備されており、乳幼児連れでも不安なく滞在できるバックアップ体制が整っている。