2026年を迎えた現在、鞘師里保の活躍フィールドはかつてない広がりを見せています。かつてハロー!プロジェクトでセンターを張り、鋭利なダンスと圧倒的な存在感で「プラチナ期」以降のモーニング娘。再ブレイク(いわゆる「道重・鞘師体制」)を牽引した彼女ですが、いまや名実ともに日本のエンターテインメント界を支えるバイプレイヤー兼主演女優へと脱皮を遂げました。
近年の彼女を象徴するのが、BS松竹東急で放送され好評を博した連続ドラマ単独初主演作『めんつゆひとり飯』シリーズのロングランな評価です。鞘師が演じた主人公・面堂露(めんどう・つゆ)のコミカルかつ肩の力が抜けた演技は、ストイックなダンスの求道者という従来のパブリックイメージを鮮やかに覆しました。ドラマ関係者は「現場での佇まいは自然体そのもの。細やかな表情のリアクションやセリフの間合いが抜群で、深夜ドラマの枠を超えた愛されキャラを確立した」と高く評価しています。
さらに、ソロ名義での音楽活動も継続。定期的なワンマンライブの開催やEPのリリースを通じて、自身で作詞を手掛けるなどクリエイターとしての側面も開花させています。激しいフォーメーションダンスの中で歌っていた少女時代を経て、自らの内省的な言葉をビートに乗せて届ける現在の姿は、同世代の女性層を中心に熱烈な支持を集めています。