華やかなエンターテインメント性やグルメの陰で、道の駅かでなが持つもう一つの重要な役割が「基地の町としての歴史と現実の発信」です。3階に設けられた学習展示室では、嘉手納町の面積の約82%が米軍基地として接収されているという客観的事実が、写真パネルやジオラマ、証言映像とともに詳細に解説されています。
かつて緑豊かな農村地帯だった地域が沖縄戦を経て基地へと変貌した歴史的経緯や、現在も続く騒音被害・安全保障上の課題について、淡々と、しかし強い説得力をもって提示されています。展望台で轟音に驚いた直後に展示室を訪れると、その音の裏にある地元住民の暮らしや歴史的背景が立体的に迫ってきます。
来場者の感想アンケートや口コミでも、「単なるビュースポットだと思って立ち寄ったが、展示室の資料を見て沖縄の現実を深く考えさせられた」「子どもに見せるべき素晴らしい平和学習の場だった」という声が多数寄せられており、教育的な価値の高さが浮き彫りになっています。