自身が抱える目元の悩みが「皮膚表面の小じわ」なのか、それとも「組織のたるみ」なのかを正確に見極めなければ、適切なケアを選択することは不可能です。六本木でクマ取り治療を手がけるミサクリニックの専門医らも指摘するように、肌のハリを支えるコラーゲンやエラスチンは20代後半を境に年間約1%のペースで減少の一途をたどります。皮膚という「袋」自体の弾力が失われると、内部の構造を支えきれなくなります。
特に注意すべきは、眼球を支える靭帯が緩み、奥にある眼窩脂肪(がんかしぼう)が前方へ押し出されて生じる「目袋(たるみ)」と、皮膚表面に網目状に広がる「小じわ」の混同です。両者の特徴と正しい対策を比較した以下のデータをご覧ください。
このように、涙袋のたるみと小じわの違いを正確に把握することが解決への第一歩となります。鏡を正面から見て指で優しく目尻を斜め上に引っ張った際、消えるしわは表皮性の乾燥小じわ、消えずに残る溝は真皮性しわ、そして下からの影(黒クマ)として居座り続ける突起は脂肪のたるみと判断するのが臨床上のセオリーです。