検索エンジンでブランド名を調べると、関連ワードとして「ダサい」「おばさん」といった少々辛辣な言葉が並ぶことがあります。購入を検討している女性にとって、これらは最も躊躇する要因になり得ます。なぜこのようなパブリックイメージが形成されてきたのでしょうか。
大きな要因は、過去の流通形態とメンズゴルフウェアの印象が強く残っている点にあります。ゴールデンベアは昭和から平成にかけて、全国の大手量販店(GMS)の衣料品売り場や郊外型百貨店に数多く出店してきました。そのため、「父親やおじいちゃんが休日やゴルフに着ていた服」という固定観念が子世代に刷り込まれ、シニア向け・保守的というレッテルが貼られた経緯があります。
さらに、かつて見られた大柄のチェック柄や原色使いのアイテムが「一昔前のミセス服」を連想させ、若い世代から敬遠される要因となっていました。しかし、日本市場で同ブランドを展開する株式会社コスギは、近年デザインディレクションを大幅に見直しています。アースカラーや清潔感のあるニュアンスカラーを基調とした、現代の日常に溶け込む上質なデイリーウェアへと進化を遂げており、かつての野暮ったさは払拭されつつあります。