お気に入りの革財布にチェーンホールが付いていない場合、諦める必要はありません。金具の追加カスタムを行うことで、あらゆる財布をウォレットチェーン対応へと生まれ変わらせることができます。
もっとも一般的なカスタムは、ネジ式のトチカン(ドロップハンドル)を取り付ける方法です。作業手順は以下の通りです。
1. 取り付け位置の決定:財布を開閉した際やポケットに入れた際に干渉しない、マチの上部や背表紙側のフチから約5〜7mm内側の位置を正確にマーキングします。
2. 穴あけ作業:革用の穴あけポンチ(2mm〜3mm径)を使い、木槌で垂直に叩いて綺麗な円孔を開けます。千枚通しなどで無理に穴を広げると革が裂けるため厳禁です。
3. 金具の固定:トチカンのネジ部に緩み防止剤(ネジロック等)をごく微量塗布し、マイナスドライバーで裏座金側からしっかりと締め込みます。
高級レザーやブランド財布に自分で穴を開けるのが不安な場合は、レザークラフト工房や靴・鞄の修理専門店に持ち込むのが安全です。加工費用は2,000円〜4,000円程度で、プロの手による頑丈なハトメ補強が施されます。