熱田神宮において「絶対に行ってはいけない」のではなく、「無作法な状態で行ってはいけない」とされる最重要スポットが、本宮の真裏に位置するこころの小径(こころのこみち)です。
ここは熱田大神の「荒魂(あらみたま=神の荒々しく動的な霊力)」を祀る一之御前神社(いちのみさきじんじゃ)や、湧き水で目を洗うと視力が良くなり肌が綺麗になると伝わる清水社(しみずしゃ)が鎮座する、熱田神宮内で最も神聖な神域です。立ち入りにあたっては、以下のルール厳守が求められます。
- 写真・動画撮影の完全禁止:スマートフォンやカメラを取り出して構える行為そのものが固く禁じられています。
- 飲食・大声での私語の禁止:静寂を保ち、心を静めて歩行することが義務付けられています。
- 公開時間の制限:参拝可能な時間帯は原則として午前9時から午後4時までとなっており、夜間や早朝の立ち入りはできません。
神職関係者の証言によれば、神道における「荒魂」は、時に人に試練を与えつつも大いなる前進を促す激しい神気を持つとされます。敬意を払わずに私利私欲や観光本位で侵入することは、マナーの観点からも神事の観点からも厳に慎むべき行為です。