Q1:あやめとジャーマンアイリスはどこで見分けられますか?
A1:最も確実な見分け方は花弁の根元です。あやめには「紫と黄色の網目模様」が平面的に広がっているのに対し、ジャーマンアイリスには花弁の付け根に「ブラシのような立体的なひげ(突起毛)」が生えています。また、ジャーマンアイリスの方が花色が多彩で、花びらが波打つフリル状になる傾向があります。
Q2:池のほとりや水中にあやめを植えても育ちますか?
A2:育ちません。アヤメは乾燥に強い陸生植物であるため、水中や常に水が溜まる泥地に植えると根腐れを起こします。水辺や池の中に植えたい場合は「カキツバタ」を、水際や湿った土壌には「ハナショウブ」を選ぶのが正しい植栽計画です。
Q3:切り花のあやめはどのくらい日持ちしますか?
A3:ひとつの花自体は開花から2〜3日でしぼむ一日花に近い性質を持っていますが、1本の茎に複数の蕾がついているため、咲き終わった花殻をこまめに摘み取れば、全体として約7日〜10日間美しさを保ちながら次々と花を咲かせます。
Q4:ことわざ「いずれ菖蒲か杜若」の本来の意味は何ですか?
A4:「どちらも甲乙つけがたいほど優れており、優劣の選択に迷うこと」の例えです。『太平記』において、源頼政が美女・菖蒲の前(あやめのまえ)を見初める際、姿形の似た美女たちの中から見分けるよう求められた故事に由来しています。