死刑囚の最期に寄り添う教誨師とは?給料や資格・面会の実態に迫る

死刑囚の最期に寄り添う教誨師とは?給料や資格・面会の実態に迫る

死刑囚の最期に寄り添う教誨師とは?給料や資格・面会の実態に迫るの詳細について、最新情報を詳しくお届けします。

刑務所内での一般受刑者に対する面会と、拘置所における死刑確定者(死刑囚)に対する面会では、その空気感と役割の重さが根本から異なります。

一般受刑者の場合、出所後の社会生活や家族関係への不安、過去の過ちに対する反省が対話の中心となります。一方、死刑囚との個人面会は、外部との接触が厳しく制限された隔離室で行われ、自らの命が法によって絶たれる恐怖と向き合う極限状態のケアとなります。面会室ではアクリル板を介さず、机を挟んで直に向き合い、読経やお祈り、聖書の輪読、日々の心情吐露を受け止めます。

中でも最も過酷とされる職務が「死刑執行への立ち会い」です。執行当日、拘置所内の教誨室に呼び出された死刑囚に対し、執行直前の最後の対話を行い、心の平穏を取り戻すための儀式を執り行います。手記や関係者の証言によれば、最期の瞬間において「取り乱す受刑者を抱きしめるように祈り続けた」「『ありがとうございました』という最期の言葉を背負い続ける」など、想像を絶する精神的負荷がかかる現場であることが語られています。

阿部 裕樹
著者

阿部 裕樹

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。