2026年後半の新作韓国ドラマは、「どのプラットフォームで観るか」がこれまで以上に重要な選択軸となる。Netflixは2026年だけで韓国コンテンツに約2,000億ウォン(約220億円)超の投資を行うと発表。一方、Disney+は2026年後半から韓国オリジナル作品を毎月1本以上のペースで配信する方針を打ち出し、両者の争いは「韓国ドラマにおける第2次コンテンツ戦争」と呼ばれるほどの様相だ。
Netflixの強みは、地上波・ケーブル局との同時配信を含む「量と速さ」だ。2026年下半期だけでも10本以上の韓国オリジナル新作を予定しており、配信初週に世界トップ10入りする作品が常態化している。とりわけロマンスと時代劇に強く、日本の韓ドラファンが求める「胸キュン」「王道」を外さない編成が特徴的である。
Disney+は対照的に、少数精鋭の「質と深さ」戦略だ。2026年10月配信の『漢江の怪物たち2』は映画『シュリ』『ハンサン』シリーズの制作陣が集結した本格アクションで、初回からグロテスクな怪物描写と爆発的なアクションが売り。12月の『ブラックアウト:ソウル』はソン・ジュンギとハン・ソヒの顔合わせという「ビジュアル最強」布陣で、サスペンス好き層の取り込みを狙う。Disney+は「地上波では表現しきれない大人向け作品」を明確な差別化ポイントにしており、昨年の『暴君』『逆貧層』の成功がこれを裏付けている。