タレント性の高さが先行しがちですが、役者としての実績は声優界でもトップクラスの厚みを誇ります。シリアスな二枚目ヒーローから、強烈な個性を放つコメディリリーフまで、担当してきた代表作キャラクターは世代を超えて記憶されています。
特に『カードキャプターさくら』のケルベロス(ケロちゃん)は、大阪府出身の出自を存分に生かした本物のネイティブ関西弁と愛嬌ある掛け合いで、作品の看板キャラクターとして世界的な認知を獲得しました。一方で、『ヘタリア Axis Powers』のフランス(フランシス・ボヌフォワ)では、気品と飄々とした色気が同居する独特の美青年ボイスを披露し、ファンの心を掴んで離しません。
また、ゲーム『テイルズ オブ シンフォニア』のゼロス・ワイルダーは、表向きのお調子者な態度と内面に秘めた重い宿命という二重構造を見事に演じ分け、現在に至るまでシリーズ屈指の人気を誇ります。単独イベント『テイルズ オブ フェスティバル』では長年にわたり総合司会を務め、作品の精神的支柱としても貢献してきました。