膠原病が隠れているかも?皮膚の赤みや湿疹が治らない本当の理由

膠原病が隠れているかも?皮膚の赤みや湿疹が治らない本当の理由

膠原病が隠れているかも?皮膚の赤みや湿疹が治らない本当の理由について徹底解説いたします。最新の情報をお届けします。

一般的な湿疹やかぶれは、外部からの刺激物質やアレルゲン、皮脂バランスの乱れが原因で表皮を中心に急性または慢性の炎症が起こります。一方、膠原病に伴う皮膚病変は、「自己抗体」と「免疫複合体」が真皮から皮下組織の微小血管に沈着し、内側から血管炎や組織障害を引き起こすという全く異なる機序で発症します。

膠原病患者の体内では、本来外敵を排除するはずの免疫システムが自身の細胞核や結合組織を「異物」と誤認して攻撃を仕掛けています。この免疫異常によって血管内皮が傷害されると、局所の血流障害、浮腫、炎症性サイトカインの過剰放出が生じます。これが、通常の消炎外用薬を塗布しても根本解決に至らず、赤みや硬化が長期にわたって持続する医学的な理由です。

また、膠原病皮膚のかゆみについては、「かゆみが強い湿疹」だけでなく「かゆみをほとんど伴わない無痛性の紅斑」や「ピリピリとした痛痒さ、皮膚の引きつり感」として現れることが少なくありません。この感覚のズレが患者自身の受診を遅らせる要因となっており、日常の些細な違和感をチェックする膠原病初期症状チェックの知識が不可欠となります。

渡辺 美咲
著者

渡辺 美咲

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。