Radwimps『五月の蝿』歌詞の意味とは?残酷な言葉に秘めた愛の正体

Radwimps『五月の蝿』歌詞の意味とは?残酷な言葉に秘めた愛の正体

Radwimps『五月の蝿』歌詞の意味とは?残酷な言葉に秘めた愛の正体について押さえておきたい ポイントを分かりやすく解説いたします。

本作を語る上で欠かせないのが、同時収録されたシングル表題曲『ラストバージン』の存在です。この2曲は、まさにひとつの心の中に同居する「光」と「闇」を具現化した双子のような関係にあります。

比較項目五月の蝿(ごがつのはえ)ラストバージン編集部の見解・分析主たる感情怨嗟・憎悪・執着(闇)無償の愛・幸福・誓い(光)両極端な感情を同時期に描いた必然性サウンド構成重低音・アグレッシブなバンドサウンド壮大なストリングスと透明感ある旋律音像のダイナミクスが感情の振れ幅を補強相手へのメッセージ「何があっても絶対に許さない」「生まれて初めての愛を君に捧げる」同一人物の二面性、あるいは劇的な喪失の過程受容と評価過激さへの困惑と熱狂的共感の二極化結婚式定番ソングとしての定着両A面で提示された完全なる芸術的対照実験

『ラストバージン』で「君といる未来」を無垢な心で信じているからこそ、それが粉々に砕け散ったとき、魂は『五月の蝿』の底なしの暗黒へと急降下します。野田洋次郎はこの2曲を1枚のシングルにパッケージすることで、人間が抱く「愛の全域」を提示してみせたのです。

吉田 誠
著者

吉田 誠

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