それでは、ドナルドは完全に消滅してしまったのでしょうか。実態は決して引退したわけではなく、活躍の場を「一般向け商業広告」から「社会貢献・チャリティ活動のシンボル」へと完全にシフトさせています。
現在、ドナルドの主戦場となっているのが「公益財団法人 ドナルド・マクドナルド・ハウス・チャリティーズ・ジャパン(RMHC)」です。重い病気と闘う子どもとその家族が、入院先の病院近くで安価に滞在できる宿泊施設「ドナルド・マクドナルド・ハウス」は、日本国内でも全国の主要小児病院に隣接して展開されています。
ドナルドはこの活動の名誉ファウンダー・アンバサダーとして、施設を訪れる家族や療養中の子どもたちを励ます活動を現在も精力的に継続しています。店頭のハッピーセット募金や全国で行われるチャリティランイベントなどを通じ、商業的なアイコンから「命を支える福祉の顔」へとその役割を進化させているのが2026年現在の姿です。