現在の彼を突き動かす最大の熱源は、やはり音楽だ。メジャーシーンの華やかなステージを去った彼が選んだのは、汗と爆音が充満するライブハウスの空間だった。自ら結成したロックバンド「Kode Talkers」などでの活動を通じ、彼は再び愚直なまでに泥臭いサウンドを鳴らし始めている。
チャートの順位や商業的な成功には一切見向きもしない。かつてTOKIOのボーカリストとして数万人を集めるスタジアムを沸かせた男が、小さなステージで喉を潰さんばかりに歌う。大手レーベルの手を借りず、自らの手で音を届けるインディーズ思想。それこそが、彼が長年探し求めていた表現者の原点なのだ。