映像コンテンツが人々の食生活に与えたインパクトも無視できない。映像作家キップ・アンダーセン氏が手掛けた『コースピラシー: サステナビリティの秘密』は、畜産業が地球環境に与える負荷を鋭く切り取り、世界中に衝撃を与えた。続いて公開された『ゲームチェンジャー: プレハブ・エリート』では、トップアスリートたちが植物性食を通じていかに最高のパフォーマンスを引き出しているかを科学的根拠とともに提示し、従来の「肉を食べなければ力が出ない」という固定観念を根底から覆した。
これらの作品がNetflixを通じて世界中で同時配信されたことにより、日本国内でも若者を中心にライフスタイルを見直す動きが一気に加速した。画面越しに突きつけられた現実と新たな選択肢は、日々の買い物で何を手に取るかという意識の変革へ直結したのである。