昭和レトロとDxが交差する北九州の夜——「小倉 居酒屋」が今、国内外の美食家を惹きつける理由

昭和レトロとDxが交差する北九州の夜——「小倉 居酒屋」が今、国内外の美食家を惹きつける理由

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北九州は「角打ち(酒屋の店頭で立ち飲みすること)」の聖地として知られる。かつて八幡製鉄所などの工場で働く人々が、夜勤明けにふらりと立ち寄って乾杯したのが始まりだ。この泥臭くも温かいカルチャーが、今や「エモい体験」として若者や欧米からの旅行者に再評価されている。

老舗の酒販店が営む立ち飲みスペースには、ヴィンテージの日本酒から地元産のクラフトジンまでが並び、隣り合った見知らぬ者同士が自然とグラスを交わす。SNSでの拡散も手伝い、週末には満席で入れない店も珍しくない。スマートフォンの翻訳アプリを片手に、地元のおじさんと肩を並べて地酒をすする外国人観光客の姿は、もはや小倉の日常風景だ。

木村 陽翔
著者

木村 陽翔

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。