16分音符のリズム攻略法|数え方と手拍子練習で速いテンポを完全克服

16分音符のリズム攻略法|数え方と手拍子練習で速いテンポを完全克服

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「8分音符までは余裕を持って弾けるのに、16分音符が入った途端に指がもつれる」という現象には、運動生理学および認知心理学的な明確な理由が存在します。8分音符は「足を踏み下ろす」「足を上げる」という2分割の身体動作(表と裏)に直結しているため、無意識下でも拍を見失いにくい構造を持っています。

対して16分音符は、1回の足踏み(1拍)の間に4つの動作を詰め込む必要があります。脳内で「1つの拍」を均等な微細時間グリッドに4分割して認識できていない段階で指先だけを動かそうとするため、動作の同期が破綻し、テンポの走(はし)りや遅れが生じるのです。

さらに頻出パターンである付点8分音符と16分音符の組み合わせでは、3:1という非対称な長さの配分が要求されます。ここを感覚的な「なんとなく跳ねるリズム」で演奏してしまうと、3連符のシャッフル(2:1)と混同してしまい、クラシックやポップス、ファンクにおける正確なタイトさが失われます。

山崎 陸
著者

山崎 陸

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