この大会の正式名称は「燃えよ!商工会青年部!! こうのす花火大会」。行政主導ではなく、鴻巣市商工会青年部が企画から資金集め、当日の運営、そして翌早朝の清掃に至るまでを自らの手で牽引している稀有な民間主導の大会だ。
始まりは2002年、地域活性化を目指した若い商工業者たちの熱い呼びかけだった。当初は約3,000発規模だった打ち上げも、年を追うごとにスケールアップ。現在では約2万発規模を誇り、日本の花火・煙火興行産業における秋季の最重要イベントの一つへと成長を遂げた。ボランティア精神と職人技の幸福な融合が、ここ鴻巣の河川敷で奇跡の夜を生み出し続けている。