地域密着型スーパーとして定着する一方で、ネット上では「安売りチラシが新聞に入らない」「混みすぎてレジが進まない時間帯がある」といった声が散見されます。現地の運行実態と公式の流通システムを取材すると、明確な理由と傾向が見えてきます。
まずチラシ情報についてですが、トライアルはチェーン全体でEDLP(Everyday Low Price:特売日を設けず毎日低価格)を基本戦略に据えています。そのため、従来の地元スーパーのように毎週大量の折込チラシを配布する形式をとっていません。最新のチラシや限定ポイント企画を確認するには、公式アプリ「SU-PAY(スーペイ)」または公式Webサイトの店舗個別ページを閲覧するのが唯一かつ最短の手段です。アプリ会員向けには個別の電子クーポンが定期配信されており、紙チラシ以上の実質値引きを享受できます。
続いて店内の混雑傾向です。流通アナリストの動向データおよび現地観察によると、1日の中で明確なピークが2回存在します。
第1のピークは、夕食の買い出しと仕事帰りの生活者が重なる平日16時30分から19時00分です。この時間帯は生鮮食品や名物の総菜コーナーが最も賑わい、ベーカリーの焼き上がりや値引きシールの貼付タイミングを狙う買い物客が集中します。第2のピークは土日祝日の11時00分から14時00分、および16時00分前後で、遠方からのまとめ買い客によってカート通路の密度が一気に高まります。逆に、平日午前中(9時〜11時)や夜間21時以降は店内が非常に落ち着いており、快適な買い物を楽しむ絶好の時間帯といえます。