発達した積乱雲が次々と連なり、同じ場所に数時間にわたって猛烈な雨を降らせ続ける線状降水帯の恐怖は、決して他人事ではありません。山形市内を流れる馬見ヶ崎川や須川の水位は、上流部での局地的な雨量増加に伴って驚くほど速いペースで上昇します。今まさに雨が降っていなくても、周辺の山沿いで何が起きているのかを把握することが極めて重要です。
雨雲レーダーの最新マップを開けば、数十秒単位で更新される降水強度の分布を指先ひとつで拡大・縮小して確認できます。赤や紫で表示される非常に激しい雨域がどの進行ルートを辿っているのか、自宅や勤務先の真上を通過するまでにあと何分あるのかをピンポイントで可視化できるため、外出を数十分遅らせる、あるいは早めに屋内に避難するといった具体的な判断が即座に下せます。