彼らの名を語る上で外せないのが、ライブでの定番曲『HE IS MINE』だ。イントロのベースラインが流れた瞬間、フロアの熱量は最高潮に達する。サビのコール&レスポンスは、もはやインディーズ時代からのファンだけでなく、フェスに集う全ロックファンにとっての「儀式」となっている。
そして、『社会の窓』で見せた自己言及的なメタ視点も秀逸だ。「愛している」という言葉を安易に使わず、バンドを取り巻く環境やリスナーとの関係性を皮肉たっぷりに歌い上げる。この冷めた視線と熱い衝動の同居こそが、彼らをワンアンドオンリーの存在たらしめている。