Q1:刃返り(バリ)がうまく取れない場合の対処法は?
A1:仕上げ砥石に刃裏を完全にペタッと密着させ、力を入れずに手前に1〜2回引くことで刃返りを落とせます。それでも残る微細なカエリは、硬口の木端(杉などの端材)や革砥(レザー砥)の表面に刃先を軽く滑らせることで、刃先を痛めずに綺麗に除去できます。
Q2:砥石の面直しはどのくらいの頻度で行うべきですか?
A2:基本的には「砥石を使う前」と「砥石を中砥から仕上砥へ切り替えるタイミング」の毎回行うのが理想です。特に中砥石は研磨によって中央が急速に凹みやすいため、1本の刃を研ぐ途中であっても違和感を覚えたらすぐに面直しを行ってください。
Q3:初心者が最初に揃えるべき砥石の最小セットは?
A3:まずは中砥石(#1000)、仕上げ砥石(#6000程度)、そして砥石の平面を維持するための電着ダイヤモンド面直しプレートの3点があれば十分です。刃の大きな欠けがなければ、この組み合わせだけで十分に実用的な切れ味を体感できます。