SNSや料理研究家の間で「驚くほど鮮度が落ちない」と話題を呼んでいるのが、ミニトマトを水に浸した状態で野菜室に入れる保存術です。ヘタを取り除いてきれいに洗ったミニトマトを清潔な保存容器に入れ、全体が完全に浸かるまで水道水を注ぎ、蓋をして野菜室に入れます。空気に直接触れさせないことで酸化と蒸散を極限まで遮断し、約3週間ものあいだ収穫直後のような張り感を維持できます。
ただし、この手法には厳格なルールが存在します。水溶性ビタミンの微小な流出を防ぐこと以上に、水中の雑菌繁殖を防ぐため、2〜3日に一度は必ず水を全量取り替えることが不可欠です。少しでも水が白濁したり、ヌメリを感じたりした場合は即座に使用を中止してください。衛生管理を徹底できる几帳面な人にとっては、最もみずみずしさをキープできる強力な選択肢となります。
また、冷蔵庫の中でうっかり放置して皮がシワシワになってしまったミニトマトも、諦めて廃棄する必要はありません。果皮から水分が抜けただけであれば、50℃前後のぬるま湯に10〜15分ほど浸す「50度洗い・浸漬」を試してください。熱刺激によって気孔が開き、浸透圧の作用で実が急速に水分を再吸収するため、驚くほどハリと艶が蘇ります。さらに、氷水に半日浸しておくだけでも、細胞が水分を取り戻してふっくらとした状態に回復します。