ヨーヨーの世界は、廃材工作や風船遊びだけにとどまりません。ストリング(紐)そのものを競技レベルで自作するマニアックなクラフトから、布を使った伝統的な手芸まで幅広い広がりを見せています。
ヨーヨーストリング自作のやり方
既製のタコ糸では満足できず、本格的なトリックヨーヨーを楽しみたい場合、ストリングをポリエステル100%のミシン糸から自作することが可能です。プロのヨーヨープレイヤーも実践する「撚り糸法」の手順は以下の通りです。
1. ドアノブやフックに、約3メートルのポリエステルミシン糸(#30〜#50推奨)を引っ掛け、往復させて4〜6本の束にします。
2. 反対側の端を電動ドライバーのビットや手動ドリルに固定し、一方向にテンションをかけながら激しく回転させて強烈な撚りをかけます。
3. 十分にねじれたら、中央部分に指を添えて半分に折り畳みます。すると、糸自身が持つ内部応力によって自然に逆方向へとひとりでに巻き戻り、均一で美しい2重撚りのプロ仕様ストリングへと収束します。綿100%の糸に比べて耐久性が約3倍高く、摩擦熱にも強いため、スリープを駆使するトリックに抜群の威力を発揮します。
ヨーヨーキルトの簡単な作り方
手芸の世界で「ヨーヨー」といえば、布の端切れを小さく絞って作る伝統モチーフ「ヨーヨーキルト」を指します。針と糸さえあれば誰でも10分程度で形にできます。
1. 厚紙でお好みの大きさの円(直径8cm〜10cm程度が縫いやすい)を作り、お気に入りのハギレ布の裏にあててチャコペンで型取って裁断します。
2. 布の端を裏側に約5mm内側に折り込みながら、円周の端を5mm〜7mm間隔で「ぐし縫い(並縫い)」していきます。
3. ぐるりと一周縫い終えたら、糸をゆっくりと均等に引っ張ります。すると布が中央に向かってクシュクシュと巾着状にすぼまり、可愛らしい立体的なパフが出来上がります。
4. 中央のギャザーを指で綺麗に整え、裏側で玉止めをして完成です。これを数十個作り、隣り合うヨーヨーキルトのフチ同士を数ミリまつり縫いで繋ぎ合わせるだけで、コースターやカフェカーテン、バッグのアクセントとして一生モノのインテリア小物が完成します。