長崎ノ鼻を語る上で外せないのが、夕刻に見せる劇的な景観美と、アングラーを惹きつける好釣場としての側面です。
夕景においては、夕日が瀬戸内海の島々の向こうへ沈む時間帯、空と海面が茜色から深い紫へと移ろうマジックアワーが訪れます。カメラ愛好家の間では、多島美のシルエットと夕日を同時に収められる屈指の撮影地として高く評価されています。
一方、潮通しの良い潮流がぶつかる岬の先端は、チヌ(黒鯛)、シーバス(スズキ)、アオリイカ、メバル、青物などが狙える香川県内でも屈指の釣りポイントです。しかし、潮流が極めて速く、足場は濡れたゴロタ石や急傾斜の岩礁帯が続くため、転落事故のリスクが常に伴います。ライフジャケットの着用やスパイクシューズの準備は必須であり、初心者単独での釣行は避けるべきエリアです。