この事件が長年にわたってネット上で語り継がれる中で、いくつかの誇張や誤認が定着しています。事実関係を再精査すると、一般的に思い込まれているイメージとは異なる側面が浮かび上がってきます。
第一の誤解は、「2人は現場で肉体関係を現行犯で押さえられた」という言説です。週刊文春の報道内容は、あくまで人目を避けた竹林や農道に車が長時間停車し、車内で親密に過ごしていた状況の記録であり、車内での直接的な不貞行為そのものを撮影・証明したものではありませんでした。秋元氏が「相談に乗ってもらっていた」と強弁できたのも、決定的な写真が存在しなかったためです。しかし、常識的に考えて深夜の堆肥小屋付近で男女が車内に留まる理由としてはあまりに不自然であり、世間からは事実上の不貞と断定されることとなりました。
第二の盲点は、離婚に至った主因が「竹林密会そのもの」だけではなかった点です。前述の通り、生田アナとの婚姻関係は2016年の秋時点で既に実質的な破綻を迎えており、別居生活が1年以上続いていました。竹林報道は別居の直接の原因ではなく、泥沼化していた離婚協議の「決定打(トドメ)」となったのが実情です。すでに冷え切っていた夫婦関係の隙間に、相談相手であったプロデューサーが入り込んだという時系列が正確な事実関係です。