綾の照葉大吊橋を包み込む森林地帯は、2012年に「綾ユネスコエコパーク(生物圏保存地域)」に登録されました。国内に残された最大規模の原生的な照葉樹林(シイ・カシ・クスノキなどの常緑広葉樹林)が広がっており、世界的にも貴重な生態系保全地域として厳格に守られています。
春から夏にかけては濃密な深緑と生命力あふれる森林浴が堪能でき、マイナスイオンに満ちた空気が谷全体を満たします。
秋の紅葉時期(例年の見頃:10月下旬〜11月下旬)には、常緑樹の深い緑の中にイロハモミジやツタウルシ、ケヤキなどの落葉広葉樹が鮮やかな赤や黄色に染まり、モザイク状のグラデーションを描き出します。一面が真っ赤に染まる一般的な山岳紅葉とは異なり、照葉樹林特有の光沢ある緑と紅葉が織りなす立体的なコントラストは、この地ならではの特別な景観美です。