高校時代はエーススパイカー(アウトサイドヒッター)として得点を量産していた彼女ですが、代表復帰後はミドルブロッカーへの転向という大きな挑戦を命じられました。
世界トップレベルの大会であるネーションズリーグにおいて、日本代表が直面したのは海外勢の圧倒的な高さでした。そこで白羽の矢が立ったのが、サイドアタッカーとしてのスパイク技術と視野の広さを持ちながら、181cmの高さと跳躍力を備える宮部藍梨でした。
ミドル転向直後はブロックのステップやリードブロックの判断に苦戦する場面も見られましたが、持ち前のバレーIQの高さで短期間のうちに適応。相手セッターの配球を読んだワンタッチや、ディフェンス陣と連携したトータルディフェンスの構築において、彼女の存在は代表の戦術バリエーションを劇的に広げました。