ネット上の掲示板やSNS、知恵袋の相談窓口には、誰にも言えない苦悩が日々書き込まれています。特に20代後半から30代前半の男性からは、「パートナーに見られたら幻滅されるのではないか」「自分だけ異常なスピードで老化しているのではないか」という切実な声が目立ちます。
都内の大手メンズ美容皮膚科で主任カウンセラーを務める看護師は、現場の実情を次のように語ります。「毎月数多くの男性がVIO脱毛のカウンセリングに訪れますが、実は『最近アンダーヘアに白髪が混ざり始め、焦って来院した』という20代・30代のお客様が全体の約2割を占めています。男性同士の会話では絶対に話題に上がらないため『自分は異常だ』と思い込んで孤立してしまう方が非常に多いのですが、臨床現場の肌感覚としては珍しい現象ではありません」。
自著や体験談をブログに綴ったある30代ITエンジニアは、「深夜残業が続いた時期にトイレで白い縮れ毛を発見し、目の前が真っ暗になった。鏡を見るたびに自己嫌悪に陥り、パートナーとのスキンシップを避けるようになってしまった」と当時の心理的負荷を告白しています。身体的な変化が自己肯定感や対人関係にまで影を落とすケースは少なくありません。