原作の完結から約20年の時を経て、実写化という大きな賭けに出たのが日本テレビだった。鬼才・福田雄一演出のもと、主人公・三橋役に抜擢されたのが賀来賢人だ。当時、この配役には原作ファンから大きな注目が集まったが、放送が始まるや否や、その懸念は称賛へと変わった。
賀来賢人が見せた白目を剥く変顔、キレのあるアクション、そしてコミカルな間合いの演技は、まさに漫画から飛び出してきた三橋そのもの。子どもから大人までを巻き込んだ大ムーブメントとなり、日曜ドラマの枠を超えた社会現象となった。平成のヤンキーコメディが、令和の時代にも通用する極上のエンターテインメントとして再定義された瞬間である。