一口に千葉県の地震といっても、震源地によって揺れの伝わり方やリスクは大きく異なります。主に警戒すべき3つの震源域を整理しました。
1. 千葉県東方沖地震:
房総半島の東側、太平洋沖合を震源とする地震です。前述のスロースリップに伴う群発地震が多く見られるエリアで、規模が大きくなると沿岸部で津波注意報が発表されるケースもあります。揺れの継続時間が長く、周期の長い揺れが東京湾岸の埋立地や高層ビルに影響を与える特徴があります。
2. 千葉県北西部地震:
深さ約60km〜80kmのフィリピン海プレートと太平洋プレートの境界付近で発生する地震です。2005年や2026年の地震のように、マグニチュード5〜6クラスであっても首都圏の直下で発生するため、千葉市や船橋市、東京23区で震度5強などの強い揺れをもたらし、エレベーターの停止や帰宅困難者の発生など都市機能麻痺を引き起こします。
3. 千葉県南部地震:
館山市や南房総市周辺の陸域直下、または相模トラフ近傍で発生する地震です。震源が比較的浅い場合は直下型の激しい突き上げるような揺れとなり、崖崩れや道路寸断といった局地的な被害リスクが高まります。