キーボードの不具合は「かな入力」への誤爆だけにとどまりません。作業者を困惑させる代表的な症状には「英字の大文字しか打てない」「キーを押すと意図しない数字が連打される」といった派生パターンが存在します。これらはハードウェアの故障ではなく、特定のロック機能が有効化されていることが主因です。
代表的な事例として、アルファベットしか打てない原因の筆頭には「CapsLock」の誤作動が挙げられます。急いで文字を打っている最中に誤って[Shift] + [Caps Lock]を押してしまうと、大文字固定モードが発動し、日本語入力自体が一時的に阻害されます。この場合は、焦らずにCapsLock無効化の手順として再度[Shift] + [Caps Lock](または単独の[Caps Lock]キー)を押してランプを消灯させることが解決への最短ルートです。また、テンキーレスのノートPCなどでキーボード右側の文字キー(J, K, L, U, I, Oなど)を押した際に数字(1, 2, 3, 4, 5, 6)が打ち込まれるケースでは、NumLock解除のやり方を押さえておく必要があります。これは[Fn] + [NumLock]キーの同時押しで解除可能です。
文字入力のトラブルに遭遇した際は、まず手元のキーボードのインジケーターランプ(CapsやNumの点灯状況)を確認することが、無駄な再起動を避けるための基本鉄則となります。