街中からドコモショップやauショップ、ソフトバンクショップの看板が激減した。運営コスト削減とオンラインシフトを進めるキャリア各社が、店舗統合を加速させたためだ。その受け皿となったのが都市部の大型家電量販店である。
複数のブランドを同じフロアで横並び比較できる強みは大きい。特定のキャリアに固執しない専任スタッフやヘルパーが配置され、ユーザーの生活スタイルに合わせた提案が受けられるように見える。だが、ここに一つの盲点がある。売り場に立つスタッフの多くは派遣代理店の社員であり、その週ごとに推したい「特定キャリアのインセンティブ」がかかっているケースも珍しくない。中立に見える接客の裏側を読む洞察力が必要だ。