これほどの巨大ブランドである一方、ネット上の掲示板やSNSでは秋元康プロデュース評判と現在について、賛否両論の議論が絶えません。特に頻繁に囁かれるのが、「新しいグループを作っては初期だけ手掛け、軌道に乗ると現場に放置しているのではないか」という「プロデュース放置説」です。
この疑問について、長年秋元氏の現場に携わってきた音楽関係者は次のように証言します。
「秋元先生が担っているのは、コンセプトメイキング、全楽曲の作詞、そしてタイトルの決定といった『世界観の設計』です。日々の細かなスケジュール管理やマネジメント業務は各運営会社(AKSから派生した各社やエイベックス、Seed & Flower等)が担当しているため、外からは関与が薄れたように見える側面があります。しかし、シングルの表題曲選定や重要なクリエイティブのジャッジにおいて、先生の承認を通さないプロジェクトは一つもありません」(音楽業界関係者)
かつて過激なバトル形式で話題を集めたラストアイドルが、激動の改編を経て一時活動終了し、新たな体制へと移行した際にも、ネット上ではシステムの残酷さに対する批判が噴出しました。過酷な競争を可視化する手法は爆発的な注目を生む一方で、メンバーやファンに過度な精神的負荷を強いるという構造的リスクを常に内包しています。
天才的なクリエイターとしての求心力があるからこそ、ファンは「秋元康の直接的な言葉」を求め続け、その露出頻度の差が「放置」という噂へと変換されてしまうギャップが存在します。