彼女の創造性は、ヒットチャートの枠組みにとどまらなかった。映画『グーニーズ』のメインテーマを手掛け、ポップカルチャーの黄金期を象徴するアイコンとなった彼女は、その後ブロードウェイの舞台へと進出する。2013年に初演されたミュージカル『キンキーブーツ』では全曲の作詞作曲を担当。ドラァグクイーンと靴工場の再建を描いたこの作品は大ヒットを記録した。
トニー賞で作詞作曲賞を女性単独として史上初めて受賞するという快挙を成し遂げたことは、彼女の音楽的才能がポップスだけに留まらないことを証明した。『グーニーズ』の疾走感あふれるロックから、『キンキーブーツ』の胸を打つブロードウェイ・ナンバーまで。多種多様なジャンルを縦横無尽に行き来する振り幅の広さこそ、彼女が真のアーティストたる理由だ。