マーベルのディフェンダーズを見る順番において、最も多くの視聴者が陥る罠が「デアデビルだけをシーズン1から3まで連続で見てしまうこと」です。この見方をしてしまうと、シーズン3の第1話冒頭でマット・マードック(デアデビル)が瀕死の状態で修道院に担ぎ込まれている理由がまったく理解できず、完全に物語から置いてけぼりを食らってしまいます。
なぜなら、『デアデビル シーズン2』のラストで描かれたエレクトラの死とヤミノテの謎は、そのままクロスオーバー作品『ザ・ディフェンダーズ』へと直結しており、同作のラストで起きた大爆破事故の結末がそのまま『デアデビル シーズン3』の開幕シーンへと接続しているからです。
作品同士の有機的な結合度合を整理すると、以下の3つの縦軸が存在します。
- ヤミノテ壊滅ライン(必修):『デアデビル S1・S2』 ➔ 『アイアン・フィスト S1』 ➔ 『ザ・ディフェンダーズ』 ➔ 『デアデビル S3』
- 裏社会・自警団ライン:『デアデビル S2』 ➔ 『パニッシャー S1』 ➔ 『パニッシャー S2』
- バディ・人間関係ライン:『ジェシカ・ジョーンズ S1』 ➔ 『ルーク・ケイジ S1』 ➔ 『ルーク・ケイジ S2』
ディフェンダーズ以前の各単体シーズンは、それぞれが4人のヒーローの自己紹介でありながら、地下で蠢く共通の敵「ヤミノテ」の脅威を徐々に浮き彫りにしていくパズルのピースとなっています。